マズローの法則とは?7段階欲求の本質と学べる本を紹介!

マズローの法則とは?7段階欲求の本質と学べる本を紹介!

皆様、初めまして!人生を変える介護士です。

今回は「マズローの法則」について解説していきます。

何故、「マスローの法則~7段階欲求~」をテーマについて選んだか理由を話しますと最近、この言葉をよく聞くのですが、実際に学んでみると、本質がずれている方が多いと感じたため、皆さんにも伝えたいと思い、このテーマにいたしました。

新たな学びがあったのでこのテーマにいたしました。

今回は「マズローの法則とは?!」「何故7段階なのか?!」「基本的欲求(5段階)」「審美的(調和・秩序・美)欲求」「認知(学習)欲求」「マズロー関連書籍」「まとめ」の順番で解説していきます。

マズローの法則とは?

自己実現理論(じこじつげんりろん、Maslow’s hierarchy of needs)とは、アメリカ心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化した概念です。

マズローの法則によれば、人間の欲求には「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求(所属と愛の欲求)」「承認欲求」「自己実現の欲求」の5段階があります(個々の詳細は後述)。そして、これら5つの欲求にはピラミッド状の序列があり、低次の欲求が満たされるごとに、もう1つ上の欲求をもつようになるのです。

別名マズローの法則、自己実現論、(マズローの)欲求段階説、欲求5段階説と呼ばれています。

自己実現理論 – Wikipedia

何故7段階なのか?!

一般的に5段階と言われてきました。

実は7段階と言われています。

7段階あることは皆さん、ご存じでしたでしょうか?

私は知りませんでした。

マズローは、1段階目~5段階目の欲求は、人をなんらかの行動に駆り立てる「動機づけ」として働く基本的な要因であるとして、「基本的欲求」と呼んでいます。

実は、彼の著作『人間性の心理学』では、基本的欲求として、5つの欲求に加えて以下の2つの欲求が解説されているのです。明確には基本的欲求との関連性が明確に説明されてなく、基本的欲求がある程度満たされないと発現しない欲求なので紹介sれる事がほとんどありませんでした。

基本的欲求(5段階)

1、生理的欲求

生命維持のために食べたい・眠りたい・飲みたい等の根源的な欲求。

2、安全の欲求

安全な環境にいたい・経済的に安定していたい・良い健康状態を維持していきたい等の欲求。

3、社会的欲求(帰属の欲求)

環境・集団をつくりどこかに自分が所属しているという満足感を得たり仲間が欲しいと願ったり家族からの愛嬢を求める欲求。

4、承認欲求(尊重の欲求)

自分が集団から価値ある存在と認められ、他者から尊重されることを求める欲求。尊重のレベルには二つある。低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、地位への渇望、名声、利権、注目などを得ることによって満たすことができる。マズローは、この低い尊重のレベルにとどまり続けることは危険だとしている。高いレベルの尊重欲求は、自己尊重感、技術や能力の習得、自己信頼感、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価よりも、自分自身の評価が重視される。この欲求が妨害されると、劣等感や無力感などの感情が生じる。

5、自己実現の欲求

自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求。

欲求階 欲求名 具体例
生理的欲求 食欲、睡眠欲、性欲といった人間の三大欲求。水分摂取や呼吸や人の命に関わり、人間が生きていくうえで避けては通れない内容。
安全の欲求 雨風をしのぐことのできる住居、生命を脅かされる心配のない平和な場所、健康に生活するために必要なお金などへの欲求。
社会的欲求 「友達・仲間・恋人がほしい」、「話し相手になってくれる人を見つけたい」、「結婚したい」などの欲求。
承認欲求 「仕事を褒められたい」、「自分の仕事で達成感を味わいたい」、「良い大学を目指したい」、「高級車に乗りたい」などの欲求。
自己実現欲求 「学校の中で成績1位の人が全国模試1位を目指す」、「県大会優勝したスポーツ強豪校が全国大会優勝を目指す」などの現状の目標を達成したら、さらに上を目指すチャレンジ的な欲求。

6、審美的(調和・秩序・美)欲求

調和、秩序、美しさを求める欲求。精神的ゆとり、向上心も含みます。別名自己超越欲求とも言います。自己超越の欲求とは、「社会をより良いものにしたい」「世界の貧困問題をなくしたい」など、自分のエゴを超えたレベルでの理念を実現したいという欲求です。

セレブや富豪が熱心に慈善活動をしたり、大規模な寄付をしたりする行動です。

7、認知(学習)欲求

物事を理解したり新しい事を学んだり探求したり学習する欲求。

マズロー関連書籍

1、「人間性の心理学」

書籍名 作者 出版社 ページ数 値段
人間性の

心理学

A.H.マズロー(著者)
小口忠彦(翻訳)
産能大出版部 551 約5、500円

ちなみに、参考に目次を引用させていただくと、下記のような内容です。

目次抜粋

第1章 科学への心理学的アプローチ
第2章 科学における問題中心的傾向対手段中心的傾向
第3章 動機づけ理論序説
第4章 人間の動機づけに関する理論
第5章 心理学理論における基本的欲求満足の役割
第6章 基本的欲求の本能的性質
第7章 高次の欲求と低次の欲求
第8章 精神病理の発生と脅威の理論
第9章 破壊性は本能的なものか
第10章 行動の表出的要素
第11章 自己実現的人間ー心理学的健康の研究
第12章 自己実現的人間における愛
第13章 個人と人間の認知
第14章 動機づけられていない無目的な反応
第15章 心理療法、 健康、 動機づけ
第16章 正常、健康、価値
付録A 心理学への積極的なアプローチによって生まれる諸問題
付録B 人格研究の全体的ー力動的理論

マズロー心理学を基礎から学べる書籍。
基本的欲求と自己実現について詳しく学べる書籍。

まとめ

深掘りすると段階欲求では5段階でなく7段階ある・承認欲求の尊重では2種類ある事を学びました。

今回はいかがだったでしょうか?!

今回は「マズローの法則とは?!」「何故7段階なのか?!」「基本的欲求(5段階)」「審美的(調和・秩序・美)欲求」「認知(学習)欲求」「マズロー関連書籍」「まとめ」の順番で解説してきました。
今回、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。